よいこのインターネットガイド

■第2章 インターネットを使う

1.インターネットのしくみ

 インターネットは世界中のさまざまな会社や企業、インターネット接続会社のネットワークなどが相互に接続された国際的なコンピュータネットワークです。右の図はあるインターネット接続会社のネットワークの構成図ですが、このようなネットワークが複雑に接続されてインターネットが構成されているのです。ネットワーク間の接続にはルータと呼ばれるデータの中継機器が置かれています。このネットワークではTCP/IPというデータ交換方法(プロトコル)を使って通信することが決められています。

 どの人間にも名前があるように、インターネットに繋がれたコンピュータにもIPアドレスという番号がつけられています。IPアドレスは192.168.2.62のような1から254までの数字が4つ続く形式と決められています。しかし、数字のままでは覚えにくいので、代わりにドメイン名というインターネット上の名前とIPアドレスを相互に変換し、どちらでも使える仕組み(DNS)が利用されています。ドメイン名はインターネット上でメールアドレスなどURLとして使われ、最後の部分(TLD)は国などを表しています。

□関連項目:

付録 さまざまな国のドメイン

2.インターネットの歴史

 東西冷戦まっただなかの1969年、アメリカ国防省高等研究計画局(DARPA)は核戦争時にも耐えられる通信システムを作るため、コンピュータネットワークの研究を始めました。この時できたネットワーク、ARPANETが今日のインターネットの原型となったのです。時が経つにつれARPANETには大学などが接続しネットワークは徐々に拡大していきました。そして1993年ごろから、WWWが急速に普及しはじめました。このことが直接のきっかけとなり、インターネットは全世界で一億人近くが利用しているといわれるまでの規模に成長したのです。

COLUMN

データ転送路を調べる

 インターネット上のデータは、数多くのルータによって中継されてユーザの元に届きます。このデータの経路は traceroute というツールを使えば調査できます。ただし、神奈川総合高校ではネットワーク構成上利用できないため、次のようなWebページから traceroute を試してみるとよいでしょう。

□関連リンク:

経路探索 - 反応時間
[URL] http://tra.ali.co.jp/nph-traceroute.cgi